楽しく中堅看護師やってます。ちゃいです
この記事では「個人攻撃の罠から抜け出す方法」について紹介していきます
この記事を読むことで、「自分を変えなきゃ」という思い込みから一歩抜け出して、環境を変えるという視点を持つきっかけになります
私たちの行動は「環境」に影響されている
行動は「その人」だけで決まるわけじゃない
「なぜその行動をするのか」は、その人の性格や能力だけでは説明できません
私たちは普段、原因があるから行動が起こると考えがちです
でも実は、「行動した結果」によって、行動が続きやすくなったり、続きにくくなったりします
私たちが何か行動をするときには、いつも必ず、行動の結果として「環境の変化」がついてきます
図解を使ってわかりやすく説明しますね

猫をなでると、猫がかわいく甘えてくる。としたら、自然と猫をなで続けてしまいますよね。
逆に、猫をなでると、猫に引っかかれる。としたら、猫をなでにくくなるのが自然ですよね。
(猫が苦手な方には伝わらないかもしれません^^;)

猫じゃなくても、「やったら嬉しいことがあった→また繰り返す」って、人間も同じなんですよね笑
こんな風に「行動した結果、環境がどう変化するか」によって、行動の続きやすさは変わってきます
周りの環境(職場の雰囲気・先輩の対応・業務量など)が変わると、同じ人でも行動が変わってきます
看護師の職場で考えてみる
例えば、「報告するのが怖くて後回しにしてしまう」というBさんの行動です
これは、Bさんが「報告が苦手な性格」のせいだからではなく、「報告したときに先輩に詰められた」という環境の影響かもしれません

報告すると、先輩に詰められる。としたら、先輩に報告しにくくなるのが自然ですよね
このように、問題の原因を環境から考えると、「自分を責める」ことが効果的な解決方法ではないことがわかります
環境が変わると、うまくいくことがある
うまくいったことは続ける、うまくいかなかったことは変える
環境との相性が原因だと気づくと、次にやることがシンプルになります
・うまくいっていることはそのまま続ける
・うまくいかないことは「環境を変えてみる」
こんな発想に切り替えられます
「性格を変えなきゃ」と無理するより、ずっと現実的に問題を解決できて無理のない考え方です
看護師の職場で考えてみる(Aさん)
例えば、よく業務を忘れるAさんについて、環境に注目してみます
Aさんが業務を忘れるのは…
▶︎業務がよく中断されるから?
▶︎業務が多すぎるから?
▶︎指示がわかりにくいから?
▶︎業務の抜け漏れがないか確認できていないから?
こんな風に、問題(業務を忘れる)が起きている環境に注目して「問題が起きたのは仕組みとかやり方のせいじゃないか?」と考えてみると、環境を変えられることが見えてきます
職場でできる環境の変え方(Aさん)
例えば、よく業務を忘れるAさんの環境の工夫としては
・業務が中断しないように、集中しやすい環境を作る(ナースコールや電話から遠い場所で記録する)
・業務が多すぎないように、調整して減らしたり、業務が早く終わるように他の人と協力する
・指示がわかりやすいように、簡潔な指示を出す
・業務の抜け漏れをいつでも確認できるよう、逐一メモをする
こんな風に、環境を変える方法を考えるほうが、Aさんを責めるよりもずっと現実的に無理なく問題が解決できそうですよね
「個人攻撃の罠」と「環境調整」では、こんな違いが出ます

個人攻撃の罠のように、その人を責めるだけでは問題は解決しません
環境に注目すると、現実的に工夫できることを考えることができます
「環境を変える」選択肢はひとつじゃない
「環境を変える=転職?」と思いがちですが、選択肢はそれだけではありません
部署異動・夜勤回数を減らす・業務のやり方を変えるなど、今の職場でできる調整もたくさんあります
自分に合った選択肢を一緒に考えていきましょう

転職しかない!と思わなくてOK。まずは今の環境でできることを一緒に探しましょう。
まとめ:環境に注目してみよう!
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
私たちの行動は、その人の性格や能力だけで決まるわけではなく、周りの環境から影響を受けています
だからこそ、うまくいかないことがあったとき、「自分が悪い」ではなく「環境との相性が合っていないのかも」と考えてみることが大切です
行動の流れを整理するABCモデルについては、こちらの記事も参考にしてみてください👇



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