「このまま今の職場で働き続けられる気がしない…」
「自分らしい働き方ってなに?」
「これからどんなふうに働いていけばいいの?」
今までに「自分に合った働き方」に悩んだことはありませんか?
私は看護師を続けるかやめるか迷ったときに、看護師のいろんな働き方を知ることで、いろんな選択肢に気づくことができました
この記事では「看護師の働き方とキャリアの考え方」について紹介していきます
この記事を読むことで、これからのキャリアを考えるための、自分に合った働き方の選択肢を知ることができます

いろんな働き方をわかりやすく紹介していくね!
自分に合った働き方を考える前に大切なこと
自分に合った働き方を考えるためには、視野を広げることが大切です
「視野を広げるってむずかしい…」と思うかもしれませんが、いろんな角度から考えることが大切だよということです
働き方を考える指針になる「自分にとって本当に大事なこと」がまだ整理できていない方は、こちらの記事をご覧ください👇

まずは、看護師が持っている選択肢を知る
「今の職場を続けるべきか、転職するべきか…」
手持ちの情報だけでは、なかなか結論を出せないこともありますよね
そんなときは情報不足なのかもしれません
私たちが、必要な情報がないと的確なアセスメントができないのと同じです
ここで、看護師の基本である「情報収集」と「アセスメント」のスキルが発揮されます
- 看護師にはどんな働き方があるのか?
- 自分にはどんな選択肢があるのか?
これを知ることで、私たちの視野が広がり、自分に合った働き方を考えやすくなります
視野を広げられるかどうかによって、転職活動の満足度も大きく変わります
自分が何に困っているのか、うまく言葉にできない方はこちらの記事もご覧ください👇

まずは、看護師の働く場所について、一緒に見ていきましょう
看護師が働く場所はたくさんある
看護師はいろんな場所で活躍しています
まずはそれぞれのおおまかな特徴について、一緒にみていきます
①病院での働き方
病院といっても、大病院(だいたい500床以上)もあれば、中小規模の病院もあります
大学病院、公立・公的病院、民間病院によっても特徴が違います
総合病院が多いですが、精神科単科やリハビリ特化などの専門病院もあります
病院の特徴は
- 病棟、外来、訪問看護など部署がたくさんあり、医師や職員の人数が多く、多職種がいる
- 新人教育プログラムがあったり、教育体制が整備されていることが多い
- 日勤と夜勤がある(夜勤がない部署もある)
- 雇用形態は常勤が多い
- 給与は、夜勤手当や残業時間が多ければ月給が高くなる
こんな感じです。病院での働き方は体験的にわかっているところですね
②クリニックでの働き方
クリニックは、入院施設がないところが多いですが、外科系や産科など入院施設(19床以下)を持っているクリニックもあります
特定の診療科、専門領域に特化しているところが多いですが、総合内科などのかかりつけ医タイプのクリニックもあります
病院と比べたクリニックの特徴は
- 部署が少なく、医師は1人〜数人、職員の人数は少なめ、職種は限られる
- 新卒採用は少なく、教育体制にはばらつきが大きい
- 日勤のみだが、診療終了時間が遅く、休憩が長く拘束時間が長い(入院施設があると夜勤もある)
- 雇用形態は常勤だけでなく、非常勤も多い
- 給与は、常勤は「月給」で非常勤は「時給」
こんな感じで、病院より小規模なぶん「一緒に働く人」に左右されます
③訪問看護ステーションでの働き方
訪問看護ステーションは、中小規模の事業所(職員5〜10人)のところが多いですが、大規模なところ(職員20〜30人以上)もあります
医療法人の系列のところもあれば、看護師が地域で立ち上げた独立型の事業所もあります
一般型(幅広く対応)が多いですが、精神科特化や施設内訪問看護など特化型の事業所もあります
医療機関と比べた訪問看護ステーションの特徴は
- 医師がいない、職員の人数は少なめ、職種は限られる(PT、OT、STなど)
- 新卒採用は少なく、教育体制にはばらつきが大きい
- 日勤のみだが、時間外のオンコールがあることもある
- 雇用形態は常勤が多いが、非常勤もある
- 給与は、インセンティブ(売上目標の○%支給)や歩合(契約○件ごとに○円支給)が多ければ月給が高くなる
こんな感じで、1番の魅力はやはり給与水準の高さだと思います
④施設での働き方
施設は、いろんな種類や規模感があり、看護師の数も全然違います
高齢者施設が多いですが、障害者・児童向け施設もあり、多機能型もあります
施設の種類によって、医師・看護師・介護職員の配置基準が違います
施設の特徴は
- 医師がいるかどうかは施設による、職員の人数は少なめ、職種は限られる
- 新卒採用は少なく、教育体制にはばらつきが大きい
- 日勤か夜勤もあるかは施設による
- 雇用形態は常勤だけでなく、非常勤も多い
- 給与は、常勤は「月給」で非常勤は「時給」
こんな感じです。施設はさすがに種類がありすぎて「職場による」になってしまいます
⑤その他の働き方(産業、教育など)
看護師の働き方には、ほかにもいろんな選択肢があります
- 産業分野:企業での産業看護師、治験コーディネーター(CRC)など
- 教育分野:学校(特別支援)、保育園、看護教員
- フリーランス:派遣看護師、イベントナース、医療ライターなど
- 開業:訪問看護ステーション、保険外看護サービス(自費)など
- 海外:国境なき医師団、JICA海外協力隊など
保健師の資格を持っていれば、保健所などの行政分野も選択肢ですね
助産師の資格を持っていれば、助産所(助産院)などの産科分野も選択肢ですね
ちなみに、私は保健師も助産師も持っていません
資格を増やして専門性を高めるという選択肢もある
私たちは看護師の資格を持っているわけですが、資格を増やして専門性を高めることもできます
看護師としてのスキルアップと、看護師以外の資格について紹介していきます
看護師として:認定看護師・専門看護師
「認定看護師と専門看護師、聞いたことはあるけどどう違うの?」
そう思っている人も多いんじゃないでしょうか?
どちらも、レベルの高い看護を提供を実践できると認められた看護師です
わかりやすい違いは、分野と役割です
- 認定看護師:「感染管理」など21分野、3つの役割「実践・指導・相談」
- 専門看護師:「がん看護」など14分野、6つの役割「実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究」
どちらも5年以上の実務経験が必要ですが、「私はこれを極めたい!」とドンピシャの分野があるなら、ステキな選択肢になるかもしれません
ここで重要なことですが、専門看護師・認定看護師の資格を持っていることが、昇給・昇格・昇進などにつながるケースは少ないです
日本看護協会の調査では、資格による評価処遇が「特にない」と答えた人は、専門看護師・認定看護師ともに8割以上という結果がでています
つまり、10人の専門看護師・認定看護師がいたら、8人は昇給などの評価アップがないということです
「資格をとったら給料が上がった!」という人の方が圧倒的に少ないですね
これはとても悲しい現実です…お金も時間も労力もかけて資格をとっても、職場での評価が上がらないなんて…
専門看護師・認定看護師の資格を目指すなら、しっかり評価を上げてくれる職場で働きたいですね
看護師以外:ケアマネ・精神保健福祉士・公認心理師など
看護師以外の資格をとる選択肢もあります
「ケアマネージャー」は、おそらく聞いたことがありますよね
正式名称は「介護支援専門員」で、要介護・要支援者の人の介護サービスの調整などを行う介護職です
看護師でケアマネの資格を取るのは、訪問看護ステーションで働いている人が多い印象です
「精神保健福祉士」は国家資格ですが、聞いたことない人がほとんどです(ちなみに、いま私がとろうとしている資格はこれです)
もしかしたら、ソーシャルワーカーとかMSWという言葉だったら、病院でなんとなく聞いたことがあるかもしれません
ソーシャルワーカーは病院だと地域医療連携室(名前は病院によって違う)で退院調整などをしていて、その精神科特化の福祉職です
看護師で精神保健福祉士をとるのは、私のように精神科で働いている人です。というか、そもそも精神科の看護師しかこの資格を知らないです
「公認心理師」は、2015年にできた比較的新しい資格で、日本初の心理職の国家資格です
公認心理師ができる前は、臨床心理士という資格が中心で、カウンセリングや心理検査などの心理支援を行う心理職です
看護師でこの資格をとるのは、これも精神科で働いている人ですね
他にも「私はこの資格を持ってるよ!」という人もいるかと思いますが、この3つあたりが多いんじゃないかなと思います
資格を増やしても給与アップにつながるかは別問題
気をつけておきたいことですが、スキルアップ=給与アップとは限りません
認定看護師や専門看護師を持っていても、8割以上は給与があがらないわけです
基本的には、看護師の給与水準は福祉や心理の業界よりも高いので、資格を増やしたからといって、給与は上がらないかもしれません
でも、転職するときの給与交渉はしやすいし(実現するかはまた別)、自分が特化したい分野での働き方の幅は広がります
スキルアップを考えるときには
- 資格取得にかかるお金・時間・労力
- 資格取得したあとの給与・業務・活用
このバランスが大切ですね
「転職」は環境調整のひとつという考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています👇


ぜひ自分が持っている選択肢に気づいてみてね!
まとめ:働き方の選択肢を知ろう!
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
この記事のポイントはこんな感じです
- 看護師の働き方は、病院・クリニック・訪問看護・施設などたくさんある
- 資格を増やしても、給与アップに直結するとは限らないけど、幅は広がる
- 視野を広げることが、自分に合った働き方を見つける第一歩になる
働き方の選択肢を知って、自分らしい働き方を考えていきましょう



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