この記事では、看護師のスキルアップについて
- 看護師のスキルアップにはどんな資格があるの?
- 資格をとったら給料は上がるの?
という疑問について解説していきます
まず結論から言うと、資格を増やすことは長い目で見た働き方の選択肢のひとつです
私はいま精神保健福祉士の国家試験に向けて勉強していますが、看護師になったばかりのころは資格を増やそうとは全く思っていませんでした

資格をとろうと思ったのは、メンタルクリニックで働くようになってからだよ!
資格の種類はこんな感じです
資格をとる前に知っておきたいことはこんな感じです
資格をとるには時間もお金もかかりますが、これからの働き方を考えるときの選択肢が増えます
このあたりをふまえて、この記事では看護師のスキルアップについて解説していきます
- 3回転職している看護師
- 今はメンタルクリニック勤務
- 転職したから楽しく続けられている
看護師がスキルアップで増やせる資格ってなに?
「資格に興味はあるけど何があるの?」と思っている人も多いと思います
それぞれ一緒に見ていきましょう
看護師として専門性を深める⇨認定看護師・専門看護師
1つの分野をきわめたいなら、認定看護師と専門看護師が代表的な資格です
どちらも「レベルの高い看護を実践できると認められた看護師」です
両方とも日本看護協会が認定している資格で、分野と役割に違いがあります
看護師として5年以上の実務経験(そのうち3年以上はその分野)が必要で、経験を積んでから目指す資格です
私は看護師の仕事はおもしろく感じていますが、1つの分野を極めたいと思うことはなかったので、認定看護師や専門看護師は目指しませんでした
「この分野をきわめたい!」と思える分野に出会えたら、目指してみるのもステキな選択肢です
精神科で看護を深める⇨精神看護専門看護師・精神科認定看護師
精神科で看護を深めたい人には、精神看護専門看護師と精神科認定看護師という2つの資格があります
日本看護協会の認定看護師には精神科の分野がないので、精神科で「認定」を目指すなら、日本精神科看護協会の資格になります
精神科の資格は、認定している団体がそれぞれちがいます
- 精神看護専門看護師:日本看護協会が認定。専門看護師14分野のひとつで、一般の病院で心のケアをする「リエゾン精神看護」の役割もある
- 精神科認定看護師:日本精神科看護協会が認定。精神科看護に特化した資格
私は精神科で働く中で、「看護以外の幅広い知識も身につけてできることを増やしたい」と思ったので、精神科看護を深める資格ではなく福祉の資格を選びました
精神科看護を深めたいなら、この2つの資格が候補になります
精神科病院での働き方について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼

看護師以外の視点⇨精神保健福祉士・公認心理師・ケアマネ
看護師とは別の視点を持ちたいなら、精神保健福祉士・公認心理師・ケアマネジャーなどの資格があります
どの資格も優劣はなく、患者さんを別の角度から支える資格です
看護師以外の資格には、こんなものがあります
- 精神保健福祉士:精神科のソーシャルワーカー。退院後の生活や社会復帰を支える
- 公認心理師:心理職の国家資格。カウンセリングや心理検査などをする
- ケアマネジャー(介護支援専門員):介護サービスの調整をする
私は看護師として「医療」の視点で患者さんをアセスメントしてきましたが、精神保健福祉士の勉強や実習を通して、生活のしづらさといった「生活者」の視点を持てるようになりました
医療だけでなく、福祉や生活者の視点を持てることは、精神科の患者さんと関わるうえでとても大切だと感じています
看護師の経験に別の視点を足すと、患者さんへの関わり方の幅が広がります
資格をとる前に知っておきたい3つのこと!
資格は、とれば必ず得をするものではありません
目指す前に知っておくと、「こんなはずじゃなかった」と後悔しにくくなります
それぞれ一緒に見ていきましょう
① 給料:資格をとっても上がるとは限らない
資格をとっても、給料が上がるとは限りません
日本看護協会の調査では、資格が昇給・昇格・昇進につながっていない人が
- 専門看護師:87.3%
- 認定看護師:82.7%
こんな結果になりました
10人の専門看護師・認定看護師がいたら、8人以上は資格をとっても昇給などにつながっていないということです
私は「給料が上がるかどうか」は、資格そのものより自分の仕事で職場にどれだけ貢献できるか(利益を出せるか)で決まると考えています
そのうえで私が資格をとろうと思った一番の理由は、これから精神科で転職するときに職場を選びやすくなるからです
交渉次第かもしれませんが、資格は給料を上げる手段というより、働き方の幅を広げる手段として考えるほうが現実的かもしれません
資格を活かしたいなら、資格手当があるか、資格をしっかり評価してくれる職場かを確認しておきましょう
おすすめの転職エージェントについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼

② コスト:年単位の時間とお金がかかる
資格をとるまでには、年単位の時間とお金がかかります
残念ながら思い立ってすぐにとれる資格ではありません
資格によって、こんな準備が必要になります
- 実務経験の条件(認定看護師・専門看護師は5年以上)
- 学校や養成施設に通う期間
- 学費や受験料など
私は、昼間の専門学校だと仕事と両立するのが難しいので、精神保健福祉士の通信課程の専門学校を選びました
現場での経験はとても貴重なので、仕事を続けながら学校で知識を身につけていきたかったからです
今のところ両立で大変なことはそれほどなく、実習期間のお休みも快く受け入れてもらえた職場に感謝しています
準備に時間がかかるからこそ、長期的な選択肢として知っておくのがおすすめです

もしパートじゃなくてフルタイムで働いていたら、両立はめちゃくちゃ大変だったはずだよ!
③ 目的:何をしたいか見えてから選ぶと満足しやすい
資格は「その資格をとってから何をしたいか」で選ぶと満足しやすいです
目的がはっきりしていれば、時間やお金をかけても「とってよかった」と思いやすいからです
私は看護師になったばかりのころ、資格を増やそうとは全然思っていませんでした
メンタルクリニックで働くようになって、福祉の支援が必要な患者さんが多く、看護師だけじゃなくて福祉の知識も学ぼうと決めました
「どうせ勉強するなら精神保健福祉士の資格もとっちゃおう」と思ったのが始まりです
資格を増やしてスキルアップすることを考えるときには
- 資格をとるのにかかるお金・時間
- 資格をとったあとの給料・やりたいこと
このバランスが大切です
「何をしたいか」が見つかったときが、資格を考えるタイミングです
「自分にとって本当に大事なこと」を見つけるヒントについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼

私が看護師を続けながら精神保健福祉士を目指している理由!
ここからは、私がいま精神保健福祉士を目指している理由をお話しします
資格を考えるときの参考のひとつとして読んでみてください
患者さんを支援につなげる力をつけたいから
精神保健福祉士を目指しているのは、患者さんを必要な支援につなげられるようになりたいからです
生活の困りごとはとても幅広く、福祉の制度や地域の支援の知識があると「どうすれば生活をよりよくできるか」を患者さんと一緒に考えやすくなります
今のクリニックでは、障害年金や障害者手帳のための生活の聞き取りもしています
患者さんの話を聞いていると「どこにつなげばいいんだろう」と迷うことがよくあります
- 家計のやりくりができず生活に困っている
- 子育てがうまくいかず悩んでいる
- 仕事のコミュニケーションがうまくいかない
など困りごとはさまざまです
福祉のサービスは多すぎて、私もまだまだ知識が足りないので、使えるサービスがあるかどうかから調べています
目の前の患者さんの生活も支援できたらという思いが、私が資格を選んだいちばんの理由です
看護師を軸に働き方の幅を広げたいから
精神保健福祉士をとっても、看護師をやめるつもりはありません
看護師を軸にしながらもう1つ資格を持つと、働ける場所や関われる仕事の幅が広がります
精神保健福祉士が算定条件になっている診療報酬もあるので、資格があると看護業務以外でもクリニックで役に立てることが増えます
資格をとったあとは、たとえば精神科デイケアや集団プログラム、他機関との連携など、生活支援や就労支援にも関わってみたいと考えています
看護師として働きながら、精神保健福祉士としてのキャリアも育てていきたいです
資格は、看護師を長く続けるための選択肢にもなります

看護師を続けながらでも、資格で働き方の幅は広げられるよ!
まとめ:資格は働き方の幅を広げる選択肢!
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
スキルアップとして資格を増やすことは、長い目で見た働き方の選択肢のひとつです
資格をとっても給料が上がるとは限らず、時間もお金もかかるので、「何をしたいか」が見えてから選ぶと満足度が高いです
私はメンタルクリニックで働いて「看護師の資格だけではできることが少ない」と感じてから、精神保健福祉士を目指すことを選びました
まずは「自分がどんな働き方をしたいか」を考えるところから始めてみてください
看護師の働き方について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼



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